2022-05-08 KPR杯Rd.1

最後まで希望を捨てちゃいかん。あきらめたら、そこで試合終了だよ

はじめに

今回のタイトルどうしよっかなーと思っていたのですが…

今大会のレポート内容的にはこれがピッタリではないかと思ってつけてみました。

安西先生…!

今日のこころ

今回のこころさんはテレビに動物が出てきたので足をかけて食い入るように見つめてるところ📺

中型犬くらいの大きさのある小型犬ですが、警戒心が強く見知らぬ動物とか見るとけっこう吠えたり

宅急便とか届いた時に音がしたりすると誰よりも速く察知して知らせてくれるので、番犬としてよく働いてくれてます(*´ω`*)

独りでお留守番できない寂しがり屋さんなので、誰かついてないとダメだったりするのですがそこがまた可愛いこころさんです❤️

グロム復活にむけて

先日のトライジムカーナ大会の前日にメインフレームが折れてしまったグロム。

さすがにすぐには直せないだろうと折れた段階で諦め、すでにエントリーを済ませていたKPR杯をキャンセルさせて欲しいと連絡していました。

KPRの代表ハエさんからは2時間もあれば終わるから交換できてなかったらそのまま前日練持っておいで!と言われたのですが、いやいやさすがに無理っしょ∑(ºωº`*)!?

ということで、エントリーキャンセルのまま次のフレームをヤフオクで探して購入。

1本目は1万円という安さに飛びついて少々フレーム凹んでるくらい、今まで使ってたフレームよりましっしょ!

って買ってみたのですが、フロントから突っ込んだような曲がり方をしていてキャスター角が明らかにおかしい、、

これで組んでみるのもありじゃない?って話もあったのですが、ダメだった時にまた載せ替えないといけないし大会まで時間はないから無駄な時間は極力かけたくなかったので

もう一本まともそうな中古フレームをまたヤフオクで購入(送料込み40000円ほど)

この時点でエントリー締切日だったのですが、エントリーリストがなかなか出なかったのでこれは待ってくれてるなぁ…と思い再エントリー申請を行いました(>人<;)

2本目のフレームは曲がりなくいい感じだったので、溶接職人風音くんに連絡をとって補強を入れてもらいに風音工房へお邪魔しました。

風音くんはその前々日にも軽自動車のマフラーを溶接加工して取り付けている強者で、これまでにもモトコンポにKSRのエンジンをスワップして遊んでいる溶接職人です(*´艸`)

どういう補強いれたらいいかもいまいちよくわからなかったので相談したところ、フレームのサイドに板をサンドイッチする感じでつけておけば同じ折れ方はまずしないだろうとのこと。

ガチガチにフレーム補強を入れるならまだやりようはあるのですが、あまり強度を上げすぎると今度は曲がらないバイクになる恐れがあるので今回はこのプランでいくことにしました。

作業を手伝おうかと色々工具を持ってきていたものの、職人の作業は手早く丁寧にしてくれていたので手出しする隙はなく、作業を見て勉強するしかできませんでした(´>∀<`)ゝ

サクサクッと溶接補強してもらい、時間的にまだ余裕があったので足回りの移植まで手伝ってもらい高級ストライダーが完成✨

この状態でも1グロムは楽に超えちゃってますね。。(; ・`д・´)

 

その後、自宅へ戻ってめんどくさいハーネスの移植作業を行い…

翌日から仕事だったので仕事から帰ってきてから夜遅くまで作業をしてエンジン積み込んで

ハンドルストッパーからフレームを守るための鉄板が曲がらないように七輪とブロアーを使って焼入れをして

フレームが届いてから組み上げるまで1週間、実質作業できたのは3日程度しかなく突貫工事だったので不安だらけの状態でしたが

大会へ出発するまでに、あとは現地でなんとかできそうかな?ってところまで作業を済ませ・・・無事に走れたら今回は100点💯と思いながら大会会場へと向かいました。

前日練習会

夜中出発し、ゲートオープンの予定時刻前に到着したのですがすでに何名か揃っていて、しばし歓談のあと、朝から皆で路面掃除。

千種高原の路面はなかなか大きめの砂や石が湧き出てくるような路面なので、けっこう気合い入れてブロアーかけたりちりとりで集めたりしないとやばい感じです。

自分のブロアーも持っていき、部隊に参加し路面掃除のお手伝いを行なったのですが、数台でまとまってっかけていることもあり砂まみれになるため…後で耳掃除したら真っ黒でした(|||´Д`)💦

路面掃除が終わった頃に霧雨のようなのがパラパラ降ってきましたが☔

朝ミーティングする頃には雨も収まり路面はドライのまま、前日練習会が始まりました。

ハンドルストッパーの取り付け

走行時間が始まり、皆が走行しているのを傍目に、自分は自宅でやり残していた

フレームが折れた原因となった自作ハンドルストッパーの取付作業を行っていました。

折れかけていたフレームに合わせたハンドルストッパーだったので、そのまま取り付けることができず、再発予防のためにゴム板を挟んだりもしたかったので…

今までよりも厚みが出た分はハンドルストッパー側を削ってなんとかするしかないので、現地で発電機使ってディスクグラインダーで削りまくり!🔥

削っては取付テスト…っていうのを繰り返してたらいつの間にか走行枠が残り2枠…

どうにか取り付けが完了したので試走をしようと思ったのですが、残り時間が少なかったため、コース走行してるくらいなら8の字エリアでテスト&走り込みをした方が良さそうだったので、残り時間ギリギリまで8の字エリアで走りまくっていました。

なんとか残りの走行枠の中でこんなもんかなぁ…?っていうところまでは調整することができましたが

練習不足だったのもあるとは思うのですが、本調子には程遠い感じの仕上がりで妥協せざるを得ませんでした( ˊᵕˋ ;)💦

0ヒート

前日練習会終了後は、会場のロッジでお泊りするプランだったのでササッとお風呂に入ってきたら食堂の方では酒屋さん並に並べられた酒たちがww

コロナが少し落ち着いてきたということもあって??プチ宴会が行われていました。

さすがに職業柄宴会に参加するのはまずいので、遠巻きに見ていましたが翌日酔拳の使い手が現れることはなかったので、皆さん大人の飲み会って感じだったようです。(笑)

大会当日

大会当日は天気に恵まれ絶好の大会日和☀

今回のエントリー台数は51台と、若干少なめ?な感じでした。

参加者の中で、関東から参加されている方が数名いて、自走で来られていた関東の方は最近大会やPPSで頻繁に会っているような気がするし、毎度おなじみえろにゃん・きみへーさんコンビもいるし、JAGEスタッフやってる八木之猫又さんもいるし関東って近いんだなと思いました←?

今回のお品書き

今回のコース図はこんな感じ。

左上のフリーセクション以外はシンプルな感じ。

フリーセクションは書いてある通りなのですが

通過はいいとしてオーバルは一個ずつ完成させないとだめということなので、スラロームみたいな感じのラインだとミスコースになるという解釈でした。

朝のミーティング前からフリーセクションに対する質問が飛び交っていたようで、

主催自ら正解のラインを発表するという異例のセクションの説明が行われたのですが、、

お仕事でマーシャルを担当する人としては、判定が難しいためマーシャルのお仕事説明はいつになく長引いていました。

ジムカーナの大会経験が少ない人多くが答えもわからずに走る1ヒート目前半は鬼門だろうなぁと思っていましたがスラロームで走ってしまう人がいたり、回りきれずやり直している人がいたりと…

マーシャル担当だったえろにゃんはジャッジミスを何度かしてしまっていたようで涙目になりながらマーシャルをやっていたようです。。

なかなかコース考えるのも難しいッスね。

1ヒート

今回はマシントラブルでエントリーをギリギリまで待ってもらっていた都合もあり、出走順は珍しくC1クラス1番手での出走でした。

前日練の時にマシンを調整しきれていなかったので、あとは人間が頑張って合わせてやるしかないため、ウォーミングアップには誰よりも速く向かい黙々とマシンとのシンクロ率を上げるよう走り込み(ᐙ   三   ᐕ)ブンブン

クラスごとの人数の配分の問題でC1クラスの前にNLクラスが出走するという流れだったので、NLクラスの方々とウォーミングアップを行う感じだったので紳士的なウォーミングアップをしていたつもりだったのですが

前を走っていたタンビさんからは、後ろからめっちゃ圧を感じたんだけど!と言われました(๑>؂•̀๑)スマン

そんな感じでマシンとのシンクロ率を高め走った1ヒート目がこちら。

 

もはや様式美と言える転倒\(^o^)/

キレ角の調整が思うようにできてなかったのと、千種高原の標高でエンジンの吹け上がりが普段よりもモッサリしていたので回転はやばいなーと思っていたのですが、

想定通り転けました(笑)

転けるまでは丁寧にいこうと思って、冷静に走ってましたが

転けた後は、もうどうにでもなーれ★とイケイケで走っておきました。

タイム的には転けて1分40秒でC1クラスのトップタイムが32秒台だったので、転けなければそんなに悪いタイムじゃなかった模様?

2ヒート

1ヒート目で転倒はしたものの、ミスコースしそうになることはなく

落ち着いて走れていたので、2ヒート目は転けないことを目標に再びウォーミングアップは早めに行ってできるだけ走ってマシンとのシンクロ率を高めます。

回転だけは出走直前の8の字エリアでないと練習することができないため、

転けない程度に回転を行い感覚を掴みつつ…

走った2ヒート目がこちら

とりあえず無事完走!٩(๑>∀<๑)۶

違和感を感じながら転けないように走っていたので、置きにいってしまっている感じが否めないですが、突貫工事で仕上げた車両にしてはまずまず?

目標タイムは33秒くらいだったので、こんなもんかーって反応してますが

こんなもんです。

リザルト

なんとか無事に走りきったものの結果的には…

最終リザルト
ベストタイム 1’35’197
C1クラス 10/11位
総合順位 21/51位
タイム比 110.25%
C1クラスブービー賞でした😇
フレームが折れてから2週間で復活させてスタートラインに立てただけでも御の字でしたが、リザルトを見るとちょっと残念な感じ。
表彰式では前に呼ばれることもないだろうとカメラマンに徹していたのですが…
まさかまさかのM12クラス6位で入賞😳
一人正座して見上げているのは、5位のhurryさんがC2クラスなので下剋上されてしまったからです(笑)
そんなhurryさんも次回からはC1クラスでの出走となるため、ますますC1クラスがバチバチのクラスになりそうです🔥

そしてそして。

今回タンビさんがなんとNLクラス優勝を決めてD1クラスへ昇格!!🎉🎊🎉

苦手と言い続けていた千種の溝を克服し、細々したセクションも克服し、勝ち星を上げ続けていたライバルも破り…堂々たる走りで日々積み重ねてきていた実力を発揮することができたんじゃないかと思います。

なかなか思うような結果が出ず、めげそうになっている姿をずっと傍でみてきたので本当に良かったなぁと(´;ω;`)

 

総合優勝は久しぶりにハエさんの「優勝オレ!」が聞けましたw

ディフェンディングチャンピオンになっていたえろにゃんはエンジンを積み替えパワーアップしたマシンでほぼぶっつけ本番という状況だったようで、

2ヒート目が終わってタイムが出せなかったのを悔しくねーし!って言いまわっていてとても可愛かったです(笑)

大会を終えて

大会って色々とドラマがあって、練習会では味わえないような濃密な一日を味わえるのでやっぱ超楽しいなぁと改めて思った今大会。

自分は今回、万全の状態で臨むことができませんでしたが、フレームが折れた段階で参加を諦めていたのですが

色んな人に励ましてもらい、エントリー期限ギリギリまで再エントリー待っていてくれた主催のハエさんの期待もあり

まだ組み上がってもいない状態でしたが、期待には応えないと…!

という、後押しがあり風音くんの助けもあり今回なんとか参加することができスタートラインに立つことができました。

スタートラインに立つことなんてエントリーすれば誰でもできることではあるのですが、参加できる状況にあるかどうかはその時の状況しだいなので

スタートラインに立てるっていうことも幸せの一つなんだろうなと思えた貴重な大会でした。

応援、期待、協力してくださった方々本当にありがとうございました。

次は万全の体制でバチバチできるよう精進しておきます!!

 

次の大会に向けてこんなものが…

お楽しみにーヽ(・ω・)/

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