日曜日はへなちょこ練習会に行く予定でしたが、前日のヒヨコ練習会の方でマシンセッティングがおかしいかもしれないということがわかってきたので、セッティングを出しやすい関西パイロン練習会の方へ行くことにしました。
関西パイロン練習会は京丹波の会場でやっているので、けっこう遠いイメージだったのであまり行けなかったのですが仕事も辞めて時間に余裕ができたのでいけるやん?みたいな感じです。
会場までは朝は下道で3時間ほど走り案外早く着きました。
朝会場に向かう途中ちょっと雨に降られましたが、会場に着く頃には雨もあがっていい感じです。
会場設営、掃除、準備を整えて練習開始です。
練習は2グループ体勢で、交代でコースと8の字を入れ替えて練習してました。
関西パイロン練習会に集まっている方の傾向として、近畿圏で大会に参加されてる方が多いのかなという感じでトランポもけっこうな台数が集まってました。
本日のお品書きはこちらのAコース(…なんか定食っぽいですね)
最後の連続回転がけっこう特徴的で、回転の練習にはもってこいのコースで苦手な回転克服にはばっちりのコースです( ´∀`)b
今回はヒヨコ練習会でウッチーさんからのアドバイスを元に突き出し量を増やしていく方向で空気圧はF2.1、R2.1で固定して試していきます。
一枠目
まずは突き出し+5ミリから
フルロックに当てた状態を維持しやすくはなるけど、失速したときに立ち上げようとアクセルを当てると簡単にフルロックがとけてしまってふらついてしまう感じ。
リアブレーキを当てながらアクセルを開けて対処してました。
5ミリも変えたらかなり変わるだろうと思ってましたが、まだ大丈夫そう。
ベストタイム1’47’38
二枠目
変化もわかるだろうし突き出し更に+5ミリで10ミリに
フルロックの維持がさらにやりやすくなってきた感。切り返しはちょっと重たくなってきた気がする。
ハンドルが切れるのが早いのか体か慣れてないのか失速ゴケをしそうになることが増えてきたのでここでアイドリングを調整してみる。
4000回転…回転中アクセルワークなしで放っといてまわってくれる。でも大回りになって失速させて回ってた時よりも向きが変わりにくい。。リアブレーキをしっかり踏めばこれでもいけるかなぁ。
3500回転…回転中アクセルワイヤーの遊びを引っ張って微妙にテンションがかかってるくらいの微妙な開け具合のアクセルワークが必要になり維持するのが難しい。。リアブレーキ踏みつつアクセルあければ多少ましかな?
3000回転…回転中アクセルちょい足しで回転維持できる。失速からのふらつきでるようになるけど、慣れれば小ターンで大回りになりにくくていい感じ?
2500回転…回転中にアクセル必須で開け始めの点きが微妙で失速ゴケになりそうなふらつきに対してアクセルを開けすぎてしまいバイクがたってしまう(´・ω・`)
…とりあえず3000回転かな?
結果ベストタイム1’46’451
ここで主催のハエさんからちょっとまたがってみてもいい?とマシンをみてもらうことに。ヒヨコ練習会でも同じ指摘を受けましたが、
「フロントはバネが硬くて減衰があまりきいてなくて、リアは柔らかくて減衰が効いてる状態で座ってみるとフロント上がりになってしまってる」とのこと。
VTRで走ってるエガさんにもみてもらうと同じご意見で、エガさんもスプリング変えてはいるけど0.8Kやと硬すぎて思ったラインに通せないから0.75にしてるとのこと。
お昼休憩を挟んで午後からはBコースへ変更になりました。
三枠目
それならさらにフロント下げれば…?ということで突き出しをさらに5ミリ増やして15ミリに。
ここまでやるとさすがに切れ込みすぎて怖いだろうなーと思って乗ってみるも意外と大丈夫。むしろフルロック維持しやすくなってきた感。
さすがにそろそろ訳わからなくなってきたんで、一度エガさんに試乗してもらいました。
「リアが下がりすぎて硬いフロントが上がりになってて、進入までは気持よく入れるけど、二次旋回で接地感がなくてフロントがどこにすっ飛ぶかわからなくて怖い。舵角でしか回れない。今それでもなんとかなってるのはスパコルのグリップがあるおかげじゃないかな」とのこと。
対策として
・スプロケをもう少しロングに振ってエンジンブレーキを弱めてリアが沈むのを抑える
・フロントの突き出しを更に増やす
・リアのプリロードを増やしてリアを上げる
・フロントのレートを下げる
車高調ではすでに上げれる限界まで上げてしまってるのでこの4点を教えてもらいました。
4枠目
エガさんアドバイスを元にリアのプリロードを30ミリから35ミリへ増やしてみる。
走り出してすぐに二次旋回でフロントがグリっと回っていく感じ!これまでの旋回は旋回後半で何もできずにだらーっとなってたのがいい感じに向きが変わっていく感じです。
この方向性でもう少し高めていくのであれば…とハエさんから再びアドバイス
「リアの伸び減衰を抜けばリアが上がりやすくなるからフロントに荷重がかかるようになってプリロードをかけて反発力を増やすのと同じ効果が得られるよ。ただし減衰を抜くとオーバルでリアが上がってフロントを押してくるから走りにくくなる」とのこと。
乗り手側のアドバイスももらって
「ステムの中心からの延長に頭があるようにした方がいい。今は体を延長線上から逃がしてハンドルをこじってる感じがある。上半身、特に腕をもっと柔らかく使おう。ライン取りも寝かして入っていくのであればパイロンの外から入らないとパイロン当たっちゃうよ。」とのこと。
「下半身についても、ドカッと座ってるだけになってるから立ち上がり荷重を意識してシートにかけてる荷重を、シートとケツの間に紙一枚挟めるくらいの意識でステップに荷重を移してリア荷重を減らすことができる。するとリアにあった荷重がフロントに移って旋回に持ち込んでいける。加速するときもトラクションをかけたいときはシートに荷重を預けたほうがいいけど、加速していく時はタイヤの面荷重が強いと前に進もうとしてる力を殺してしまうからなるべくリア荷重は抜くべき」とのこと。
課題がどんどん増えてきましたが、とりあえず残り枠も少なかったのでできることを優先してマシンセッティングの方を触っていきました。
五枠目
アドバイスを元にリアの伸び減衰を最弱に
フロントぐいぐい入ってきてアクセルあけながらまわっていけそう??ただ切り返しが全然間に合わない…??
エガさんに再び試乗してもらうと、フロントすんごい入ってくるけど何かいじった??と聞かれたので伝えると伸び減衰ちょっと触ってみることに…
減衰を抜こうとすると最弱にしたはずなのにまだ抜ける…???
最弱にしたつもりが最強になってたみたいです\(^o^)/
これはいかんwwということで減衰を狙っていた最弱にして再び試乗。
ポヨポヨするからもうちょっと減衰かけてみる
5クリックもどしで出荷時から伸び減衰5クリック抜きの状態にしてみるといい感じ( ´∀`)bグッ!頂きました。
乗っているのを見ていても前後の動き方がバランス良くなってきたのがなんとなくわかりました。
ただそれでも、まだリアが下がってしまうということで圧減衰の方も2クリックほどかけていました。
エガさんとは、体重差がそれなりにあるのでここからは自分が乗って試していかないと…ということで走ってみる。
セッティングの大幅変更に体がついていってない感じですが、タイムは変わらず上手く乗れた時にはタイム更新もできていたのでいい感じな気がします。
これまで2次旋回中は、バンクさせて舵角を一定に保つことだけで手一杯で早く回るためにどうすればいいのかわからずダラダラと回ってましたがこのセッティングにしてみてから、二次旋回を速くするためにはタイヤを押し付けてやる必要があるんだなと気づけました。
これまで荷重の乗らないセッティングで走ってたせいか回転中のバンクに対しどうしても体が逃げてしまう癖がついてしまっていてイマイチな感じです。
この癖さえ直せれば苦手だった旋回がいい感じになってくるんじゃないかなぁという感じが掴めたので今回の練習会の収穫はでかかったです(*´∀`*)
そんな感触を掴めたところで練習会終了。
撤収作業を済ませて帰宅しました。
帰りは高速でずばびゅんと帰って2時間かからずに帰れたのでへなちょこ練習会に行くのと大差ない距離・時間みたいなのでまた行きたいと思います(`・ω・´)
さて、そんなこんなで大会までの練習会としては最後になってしまったのですが、果たして…コソ練ちょこちょこしながら週末からの大会に臨もうと思います。
追記
午前中のAコースなのですが、1年ほど前に初めて参加した時と同じコースだったので発掘してみました。
ちょっとは成長できてるんでしょうか・・・(´・ω・`)
コメント